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つる性植物・ウォールガーデン物語
つる性植物の花や緑を利用して壁面を飾るウォールガーデン。まさに壁面アートです。
イギリスやドイツのレンガや石づくりの住宅でよくみられるウォールガーデン。
つる性植物のクレマチスやツルバラの花を咲かせる頃には、
壁面が花のアートで見事なウォールガーデン♪
温度を調整しホコリや音を吸収します。
夏も冬も室内の温度をやわらげてくれる効果もあるウォールガーデン♪
日本ではトレリスやフェンスに絡ませたり、板塀や化粧ブロックの塀に沿わせたりされてますね。
まだまだこれから可能性が考えられるガーデニング手法です。
垂直に大きく広がる植物は、植え込む面積が狭くてすみます。
■ウォールガーデンを美しく見せるコツ
つる性植物と窓やドア、建物とのバランスや色のコーディネートを考えましょう。
窓枠が白との色彩の調和はとても素敵です。
ウォールガーデンの足元ですが
足元を隠すこと。さりげなくていいですよね。
つるばらの足元に1年草、2年草を組み合わせり、紫のクレマチスや橙のノウセンカズラの足元には
白やピンクの1・2年草を植えます。ペチュニアやサフィニアのコンテナも壁面を際立たせます。
■ウォールガーデンの作り方
複数で植えると、見苦しくなってしまいがちですので、単植で植えましょう。
1. 壁面下の土を整地し、ピートモスや暖効性肥料をいれます。排水も良くしましょう。
2. つる生植物がしっかり根付くまで支柱をたてます。
3. つる生植物が成長するごとに、留め具をつかい誘引します。のび過ぎた部分を切り取ってしまいます。
空間を作ってあげると重くなりませんよ!
簡単にできますのでコンクリートの壁面には是非つる性植物を植え込んでほしいウォールガーデンです。
クールな壁面にグリーンをいれると表情がでてきます。
ライトもちょっとおしゃれに!
ガーデンアクセサリーがひきたちセンスの良いウォールガーデンができあがります。
■トレリスを利用してみては(小スペースウォールガーデン)
庭で用いる格子状の衝立ですが
白のトレリスは鮮やかに浮かび上がり,
つる性植物は色鮮やかに写りとてもきれいです。アクセントにもなります。
最近ではアイアンのトレリスも出回っており人気のようです。
木製のものは、防腐処理をしっかりしておいてくださいね。
雨やホコリで腐りやすくなります。
区切りの役割もしますので、スペースをつくりテーブルとイスをおけばくつろぎ空間に変わります。
つる性植物の成長とのバランスも考えて、トレリスの大きさをつくりましょう。
トレリスからはみ出している植物を見かけますが
重たい感じがして装飾性にかけます。
また、つる性植物をコンテナで育て、トレリスを取り付ける場合、
コンテナの深さの3倍以上のトレリスの高さが必要ですので、
扇型のトレリスを使うと下から上に広がっていくつる性植物には良いでしょう。
玄関やベランダの片隅に作って楽しんでみてください。
目の前にある物何にでも絡み付いていくつる性植物に
ツタ類 、ツルアジサイ、ノウセンカズラは生長にあわせて資材に結び付けて誘引します。
結びつけなくても勝手に絡まっていくつる性植物に
タデ、スイカズラ、ジャスミン、カロライナジャスミン、トケイソウ、クレマチス、
キウイ、ぶどう、フジは巻きひげで巻きついていきます。
人の手を借りないと壁づたいに生長しないつる性植物に、ツルバラ、ピラカンサ、ボケなどがあります。
クレマチス、ハゴロモジャスミン、ヘンリーヅタ、ブラックベリー、アブロチンなども見かけ素敵な庭を演出していますね。
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