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ガーデニングの土
美しく花を咲かせたいと思うとやはりガーデニングの土になります。
ガーデニングの土を選びましょう♪
健全な植物は健全な土に育つといわれているように、
酸素、有機物、養分、水分、孔隙(すきま)が十分にある土がガーデニングの土です。
根も呼吸ができ元気に育ちます。水はけもよくなりますよね。
土の粒子の大きさや形状は、土の大きさによってさまざまですが、
粘土のような土は堆肥などの有機物を加えると、
有機物が微生物に分解され通気性の良いガーデニングの土にしてくれます。
通気性の良い土は水はけも良くしてくれます。
表面にあった水が短時間で土の中に吸い込まれていくものが、
水はけが良いガーデニングの土ということになりますよね。
また、乾くまでの時間が長いものが水もちがよく、
短いものが悪いガーデニングの土ということになりますね。
一般に栽培される植物には、弱酸性の土壌を好むものが多く、
アルカリ性の土壌を好む植物はごくごく限られています。
例えば、サボテンもそうですよね。ハーブ類、しゃくなげ・・・・(もっと調べておきますね)
山砂、川砂、赤玉土、鹿沼土、腐葉土、ピートモス等は酸性や弱酸性で、
バーミキュライトやパーライト、海砂などは中性やアルカリ性です。
ガーデニングの土が強酸性やアルカリ性だと、植物は葉が褐色したり黄変したり
葉っぱが不整形の紋様がはいり枯れてしまいます。
強酸性の土には、苦土石灰(乾燥剤を利用されても良いと思います)を加えると良いですし、
アルカリ性の土には、 ピートモスや硫黄華などを加え調整しますが、 ちょっとむずかしそうです。
ところで、あなたのガーデニングの土、花壇の土の状態いかがでしょう!
もし、元気がなくなっているお花たちが咲いているとしたら大変です。
ガーデニングの土の改良が必要かもしれません。
水はけはよいのですが、水もちが悪く、砂質のようなガーデニングの土には
ピートモスや腐葉土を多めにくわえます。
雨が降るとドロドロになり乾燥するとコチコチに固まってしまうガーデニングの土には
少し荒めの砂質用土とピートモスに堆肥などを多めに加えよく耕します。
コンテナのような限られたスペースでガーデニングを楽しむときの土は、
保水力や保肥力も重要になってきます。
培養土を選ぶ時には、病害虫に侵されていないか注意しましょう!
私も何度か失敗したことがあります。
元気な苗を買ってきては植えるのですが、枯れてしまったり・・・・・
落ち込まないで、前向きで楽しみましょう!
ここで、ガーデニングの土の種類と使い方についてポイントだけ!
種類 |
特 徴
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赤玉土 |
火山灰土の赤土を振るって粒状にしたもの。水はけや水もちが良い。通気性、保水性に優れ一般的。2〜3年毎にかえる。
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黒土 |
関東地方地方に分布する火山灰土、
有機質に富み保肥力が良い。リン酸が乏しい土です。腐葉土やピートモス、砂を配合して使う。
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桐生砂 |
保水効果に優れ、観葉植物や山野草や東洋らんの土に。鉄分を多く含む。水もちや通気性がよく、鉄分を多く含む。鹿沼土や軽石など水はけ、通気性の良い土と配合してロックガーデンに使う。
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鹿沼土 |
弱酸性で赤玉土と同じ性質をもち、保水性・排水生があり、挿し木・さつき・つつじに
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軽石 |
通気性にすぐれ、俗に言うゴロ石。大きな軽石を器にして植栽しても。
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ピートモス |
腐葉土より細かく、水苔が堆肥、発酵分解したもの。ブルーべりーに使う。コンテナの土や花壇の改良土として利用します。酸性の強いものは苦土石灰でph調整をする。
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腐葉土 |
落ち葉を腐らせたもので保水性・通気性・保肥性に富み、土壌を柔らかくする改良土。
赤玉土と混ぜてつかわれます。
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バーミキュライト |
ひる石を高温で焼いたもの。保水性・通気性に富み、清潔なので挿し木に。保水性があるのでコンテナガーデンにもよく使います。
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パーライト |
光沢が真珠ににているので、パーライトとよばれるそうです。保水性・通気性に優れ軽いのでコンテナ用にも使います粘土質の改良に使います。
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草花類に向く配合 |
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たねまき用 |
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球根・苗もの用 |
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バラ用 |
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ハンキング・バスケット用 |
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ガーデニングの土の参考例です。お花の様子を伺いながらアレンジしてみてください
♪
ホームセンターに行くと、バラ用の土・観葉植物の土・ハーブの土・野菜と花の土と揃っていますので便利ですよね。
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◆肥料のお話
植物にも栄養分が必要ですよね。三大肥料チッソ(N)・リン酸(P)・カリ(K)です。
チッソは茎や葉などを伸ばし、株が大きくなるための養分です。
リン酸は花や実をつけるための養分です。
カリは茎や葉を丈夫にするための養分です。
不足すると、葉が黄色くなったり、 光合成が悪くなるために弱くなり、
病害虫の被害も受けやすくなります。多すぎると、徒長して花つきが悪くなります。
むずかしいのです。子育てと似たところありますよね。
ほかにマンガン・鉄・ホウ素はわずかな量だけ必要ですが、
カルシュウム・マグネシュウム・硫黄は多量の量を必要としますので、活性剤等で補ってください。
有機肥料(油粕、鶏糞、魚粉、骨粉、草木灰、米ぬか)と
無機質肥料(ハイポネック、マグアンプK)があるのはご存知だと思いますが、
有機肥料は成分は少なく、長時間かかりますが、肥料やけの被害もなく
自然に土に返りますので土の改良になります。
無機質肥料は肥料成分を化学的に作り出してますので、使いやすいのですが、
ガーデニングの土は固くなってしまいます。
また、元肥(植える前に肥沃な土にする)に有機肥料を入れることが多く、
追肥(肥料が不足しないように適当な時期にまく)に化学肥料が使われることが多いのですが、
即効性が求められますので液体肥料や粒状肥料が使われます。
少しずつガーデニングの土を意識されて楽しむようにするとお花は必ず答えてくれます♪
花柄はまめに摘み取っておくと清潔な感じで、お花も生き生きとしてくるようです。ふしぎですよね。
土ってほんとに大切なものですよね。”ガーデニングの基本は土にあり”
といっても過言ではないくらい大切なものですね。
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